トシ・ヨロイヅカのシューペイザンヌ。
プラリネクリームたっぷりのシュークリームです。
実は最近、プラリネクリームのスイーツを探していました。
もう一度出会いたいペアリングがあったのです。
ペアリングとは?
プラリネクリームのスイーツとペアリングしたかったのは、薔薇の香りのお茶。
以前、プラリネクリームのスイーツと薔薇のハーブティーを頂く機会がありました。
そのペアリングが私にとって意外性があり、そしてとても美味しかったのです!
ぜひもう一度出逢いたいペアリングでしたので、自宅でもいつか試したいと思っていました。
いつもは「シングルオリジンティー」と呼ばれる生産者が明確でブレンドや着香を施していない茶葉本来の個性を味わう紅茶を好んで入れていますが、せっかくなので紅茶と薔薇でヒト技した「ローズブレンドティー」を淹れました。
ベースとなる紅茶はスリランカ産のキャンディ。
キャンディについてはこちらに特徴をご紹介しています。
everydaywithtea.hatenablog.com
ボリュームがありそうなシューペイザンヌの味を想像し、気持ち多めにローズレッドの花びらとローズピンクの蕾をブレンド。
さて、シューペイザンヌとのペアリングは想像通りになっているでしょうか…?
(もし、皆様がお客様にお出しする時は事前に味見をして確認して下さいね)
お茶の準備が出来たので早速ティータイムに。
紅茶がベースなので水色はほぼ変化がありませんが、薔薇の香りが広がります。
元々紅茶の成分にはゲラニオールという薔薇の香りと共通する香気成分があるので、良い相性なのかもしれませんね。
一方、シューペイザンヌはアーモンドをメインにナッツがぎっしり飾られたプラリネクリームがたっぷり。その下にはクレームパティシエールがたっぷり。
2層のクリームがとても贅沢に使われていました。
個人的に通常キャンディはあまり重みのあるフードと合わせませんが、ローズが入ったことでぐっと奥行のある深い香りの紅茶になりました。
この重さがプラリネの濃厚さと良く合いました。ローズとナッツ、あまりペアリングしたことは有りませんでしたが、こうした新たな気づきがあると とても嬉しくなります。
欲を言えばシューペイザンヌが濃厚でボリュームがあったので、もっとローズを足しても良かったかな?
またこのペアリングを味わいたいので次回に活かしたいと思います。
いかがでしたか?
いつもはあまり試さない自分で作るブレンドティー。視野が広がりそうな発見が色々あり、とても楽しかったです。