季節毎に香りや味わいが変わる紅茶、ダージリン。
旬の「セカンドフラッシュ」が日本にも入ってきています。
インドでダージリンセカンドフラッシュが摘採されるのは5~6月頃。その後紅茶に加工されて日本に輸入されてくるので少々の時間差が発生します。
また、農産物なので毎年全く同じ香りと味ではないところも「今年はどんな出来上がりだろう?」というワクワク感にも繋がっています。
ダージリン セカンドフラッシュという紅茶とは?—————–——————————–
インドのヒマラヤ山脈の麓には約80前後の茶園があり、そこで育つ紅茶のうち5〜6月にクオリティーシーズンを迎える夏摘みの紅茶。
(他にファーストフラッシュ、モンスーンフラッシュ、オータムナルがあります)
その独特の芳香や味は高い評価を受けて「紅茶のシャンパン」と称され、オークションでは最も高値が付く紅茶のひとつ言われます。
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今回は入手したばかりの2016年摘みのダージリンセカンドフラッシュを味わいたいと思います。
今年最初に求めたダージリンセカンドフラッシュはキャッスルトン茶園とタルザム茶園の二種類です。
まずはそれぞれの特徴を知るために「テイスティング」をします。
紅茶の味見と言ったところでしょうか?
この時にはテイスティングカップを使用しています。
今回は丁度キャッスルトン茶園のダージリンファーストフラッシュが手元にあったので、こちらを加えて3種類でテイスティングしました。
左から
・ダージリ1stフラッシュ キャッスルトン茶園
・ダージリン2ndフラッシュ タルザム茶園
・ダージリン2ndフラッシュ キャッスルトン茶園
こうして比べると水色が違うことが良く分かります。
テイスティングの時は ①色→②香り→③味 の順で比べてみましょう。
では左から
【ダージリ1stフラッシュ キャッスルトン茶園】
水色:明るい黄色
香り:青く鼻に抜ける香り。
味:緑茶の様な渋みが有り、余韻が続く。
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【ダージリン2ndフラッシュ タルザム茶園】
水色:オレンジ
香り:華やかで優しい香り。
味:渋が柔らかく優雅な印象。
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【ダージリン2ndフラッシュ キャッスルトン茶園】
水色:濃く赤みがかったオレンジ
香り:甘く香ばしい豊かな香り。
味:しっかりとした渋みが感じられパンチがある味わい。とろみを感じる。
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こうしてテイスティングをして飲み比べてみると自分の好みも良く分かるので、紅茶を選ぶときの参考にもなりますよ。
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リプトンでは125周年を記念したテイスティング カップ付きの紅茶も発売されています。
さて、テイスティングをした後は改めてティータイムです。
テイスティングした中からタルザム茶園のダージリンセカンドフラッシュを選びました。
新茶をじっくり愉しみたいのでお菓子はシンプルな焼き菓子を選びました。
アンリシャルパンティエのフィナンシェです。
紅茶がフィナンシェのバターの風味をより豊かにして、とても美味しいペアリングになりました。