ピンクとホワイトに可憐なお花柄、そして金彩と可愛さが詰まったこちらのティーカップ。
最初は単純に「素敵!」と思ったのですが、調べてみたらマリーアントワネットが生きた時代の歴史が現代に蘇った素晴らしいお品でした!
実はこちらのティーカップは最近発売されたものでニナス オリジナル マリーアントワネット 1775 カップ&ソーサー です。
紅茶や歴史が好きな人には気になるワードが詰まっていますよね。
まずは経緯のお話からスタートです。
かつてフランスには王妃マリー・アントワネットの庇護を受けた“Manufacture de la Reine(レーヌ工房)”と呼ばれる窯がありました。
“Reine“ とはフランス語で「王妃」のこと。そのため「王妃の工房」とも言われます。
レーヌ窯はロココ様式からネオクラシカル様式の時代だったのでその影響が作品にも表れています。
その特徴は優美さ・女性らしさ・滑らかな曲線、そして花を中心とした絵付けです。特に人気があったのが愛と美の象徴でもある薔薇だったそうです。
しかし、1789年のフランス革命後の1810 年にレーヌ窯は閉鎖されました。最後の作品はピエール・ディアズ(ニナス・マリー・アントワネットの前身。)に渡ったもののコレクションが表に出ることはありませんでした。
それが約200年後の2017年にパリのニナス・マリー・アントワネットの地下室で発見され、歴史的なコレクションを後世に伝えるために一大プロジェクトが立ち上げられます。
オリジナルコレクションの版権を持つニナスと日本が誇る高い技術力の老舗陶磁器メーカーであるノリタケカンパニーリミテッド、陶磁器専門店運営主体ノーブルトレーダース(株)の三社がプロジェクトパートナーとなりニナス オリジナル マリーアントワネット 1775 カップ&ソーサー が誕生しました。
刺繍柄が美しいオリジナルギフトボックスにはヴェルサイユ宮殿のマリー・アントワネットの寝室を象徴する花模様と同じ「プレル ヴェルサイユ」柄が使用されています。
ニナス オリジナル マリーアントワネット 1775 カップ&ソーサー が購入出来るサイトはこちら≫
いかがでしたか?
本日はマリーアントワネットが生きたフランスの息吹が感じられる様なティーカップが現代に蘇ったお話でした。
誕生の経緯を知ると更に素晴らしく感じますね!