ティータイムに松之助NYのキャロットケーキを用意しました。
キャロットケーキはイギリスのティールームで人気のあるケーキのひとつです。
イギリスで戦争中に砂糖が思うように手に入らなかった時代に糖分の多い野菜の人参をケーキに使ったことで人々の認知度が上がりました。
因みに、その時代紅茶はどうなっていたかというと?
イギリスでは戦争中、紅茶が配給リストに入っていました。
お写真左はイギリス兵が戦地に持って行った缶入りの紅茶。右に写る冊子が配給手帳です。
こちらは配給手帳の中身↓
こちらを切り取って紅茶と交換していました。
どんな時でもイギリス人にとって紅茶は欠かせない存在だったことがよく分かります。
キャロットケーキにはたっぷりのクリームチーズが乗っています。
生地にはスパイスとナッツ、そして人参がたっぷり入っているのが目視でも分かる程。
しっとりしているので食べやすかったです。
ではキャロットケーキにはどんな紅茶が合うでしょう?ペアリングを考えてみました。
紅茶は アッサム紅茶 にしました。
ストレートも美味しいですが、スパイスの刺激や人参の甘み、ナッツのコクを考えて後ほどミルクティーも味わいました。
アッサムはスパイスをたっぷり使ったインドのチャイのベースにされることも多いので相性は間違いありません。
いかがでしたか?
英国で愛されているキャロットケーキと紅茶で秋のティータイムを楽しんでみて下さいね。