今回のティータイムスイーツは「ヴィエニーズワール」です。
とても美味しかったです。
ヴィエニーズワールというお菓子について
“Viennese whirl “(ヴィエニーズワール)は英国菓子のひとつで、日本語にすると「ウィーン風の渦巻き」(ビスケット)です。
イギリスビスケット界の貴婦人とも言われる色白なビジュアルで、ほろほろサクサクっとした渦巻き状のビスケットにラズベリージャムとバタークリームがサンドされているとてもリッチテイストな英国菓子です。
最初は英国菓子なのになぜ「ウィーン」というオーストリアの地名が使われているの?!と思ったのですが、英国がイメージする「ウィーン風」のビスケットということなんだそうです。
その理由を知って納得しました。
お菓子の由来って興味深いし、知ると楽しいですね!
今回はこちらのヴィエニーズワールをおうちで作りました。
ペアリングとは
ヴィエニーズワールにはどんな紅茶が合うでしょう?
美味しいティータイムを過ごすためのペアリングを考えました。
ペアリングとは?
今回選んだ紅茶はダージリン セカンドフラッシュです。
ダージリンセカンドフラッシュ
ダージリン セカンドフラッシュの水色は美しい紅色で、とても香りが良いので私の大好きな紅茶ひとつです。
ダージリンについての詳しいお話はこちらもご覧下さい。
ヴィエニーズワールでティータイムしました
焼きあがったビスケットにラズベリージャムとバタークリームを挟んだら早速ティータイムの始まりです!
ヴィエニーズワールでティータイム
生地の搾り方があまり上手ではないのでちょっと不格好ですが、薔薇の様な形に仕上がりました。
薔薇の形にちなんでティーウェアも薔薇モチーフのものを選び、薔薇のお花も添えてセッティングしました。
紅茶、お菓子、ティーウェア…と様々な要素が重なり相乗効果を生むことでより美味しく楽しいティータイムになると思っています。
ダージリン セカンドフラッシュ と合わせるとヴィエニーズワールのシンプルな素材の味が引き立ってとても美味しいペアリングが完成しました。
ボリュームのあるお菓子なのに紅茶とヴィエニーズワールのペアリングが良かったので、ついつい「もうひとつ♪」と手が伸びそうになってしまいました。
ヴィエニーズワールでティータイムをした感想
出来立てのヴィエニーズワールはさくさくホロホロでとっても美味しかったです。
ヴィエニーズワールを熱々の紅茶と頂くと最高のティータイムになりました。
英国菓子と英国で長く愛されている紅茶、という組み合わせはやっぱり良く合うなと思いました。
ダージリン セカンドフラッシュの高貴さとイギリスビスケット界の貴婦人と言われるヴィエニーズワールは「エレガントなもの同士」としても相性が良かったと私は思いました。
ヴィエニーズワールのビスケットはバターの多い配合で更にバタークリームがサンドされているというコクのあるお菓子ですが、それが紅茶とペアリングすることでより美味しく頂けるのです。
それは紅茶の中に含まれるポリフェノールの一種であるタンニンが油分を分解する効果があるからなのです。
なのでヴィエニーズワールを食べてから紅茶を飲むと、口の中に残った油分を紅茶を飲むことで分解して洗い流してくれるという訳なのです。
ヴィエニーズワールはレシピを見るととてもシンプルな材料だけど、実際に作ってみると生地の混ぜ方や絞り方などのポイントが色々とあって奥深かったです。
ヴィエニーズワールはこれからまだまだ練習が必要そうです!
次回作るときは今回の反省も生かして見た目にも拘ってビジュアル的にも可愛いヴィエニーズワールが作れたら良いな、と思いました。
いかがでしたか?