【紅茶とスイーツの美味しいペアリング】アンヴデットのスペシャリテに合う紅茶

今回は人気パティスリーのケーキと紅茶のペアリングについてのご紹介です。

EN VEDETTE(アンヴデット)について

”EN VEDETTE”とはフランス語で「主役」という意味です。

シェフを務めるのは森 大祐氏。
ロイスダールやグランドハイアット東京で勤務後、フランスでも修行をしたそうです。

アンヴデットが清澄白河にて開業したのは2016年10月、あっという間に人気パティスリーに名を連ねるようになりました。

店舗

・本店
東京都江東区三好2-1-3

・渋谷スクランブルスクエア店
東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 1F

今回は4種類のスイーツをテイクアウトしました。

左から

・レンジ(世界大会出品ケーキ)

・モンブラン

・サンマルクピスターシュ

・アンヴデッド(スペシャリテ)

その中からスペシャリテで店名にもなっている「アンヴデット」でティータイムをしました。

「アンヴデッド」はラムレーズンのショコラムースとパインナッツプラリネアラメゾンのガナッシュのケーキです。

洋菓子の説明が分かるキーワード
▷パインナッツ→(英語:pine nut)松の実
▷プラリネ→ (フランス語:Praliné) →焙煎したナッツ類に加熱した砂糖を和えてキャラメリゼしたもの
▷アラメゾン→(フランス語:à la maison)→自家製
▷ガナッシュ(ganache)→チョコレートに生クリームを合わせたもの。

ペアリングについて

アンヴデットにはどんな紅茶が合うでしょう?

ペアリングを考えました。

ペアリングとは?

今回私が選んだ紅茶はアッサムです。

アッサムについてのお話はこちらもご覧下さい。

【紅茶の種類】アッサム/Assam | TEA TIME DIARY (tea-sweets.com)

アンヴデットでティータイム

早速アンヴデットとアッサム紅茶でティータイムです。

リキュールの効いたラムレーズンが大人のスイーツの雰囲気。
プラリネのザクザク感とエアリーなふわふわチョコレートが良い食感のコントラストを生み出していました。
上部の細く連なったアーチ形のチョコレートは崩すのがもったいない位繊細なデザイン。
プラリネやチョコレートなどケーキを構成する食材が油分を含んでいるので、いつもよりアッサムをしっかり目に淹れてちょうど良いくらいでした。
断面はこちら。

アッサムのモルティーでコクのある甘い香りとチョコレートやプラリネがリンクしてとても良いペアリングになりました。

アンヴデットというケーキをを構成する上でアクセントになっていたレーズン。

レーズンには様々な栄養素が含まれています。

レーズンに含まれる栄養
▷鉄分→貧血予防。不足すると頭痛や立ちくらみなどの貧血症状やイライラや不安感が起こることがある。▷食物繊維→水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含み、腸内環境を整えて便秘解消をしてくれる効果が期待される。▷カリウム→体内の余分な水分を輩出し浮腫み防止。

▷ポリフェノール→血糖値を下げる時に働くインスリン(ホルモンの一種)の働きをサポートして血糖値の上昇を抑制する。他にも抗酸化作用があり体内の活性酸素を除去し、老化予防にも。

レーズンには様々な健康効果がありますが、スイーツはお砂糖等血糖値が上昇する要素が含まれているものが多いので、ポリフェノールの血糖値の上昇を抑制する効果があるというのは嬉しいですね。

 

いかがでしたか?

ペアリングを知るとティータイムはもっと美味しく、もっと楽しくなりますよ。

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