今回はニルギリ紅茶の特徴と相性の良いお菓子のペアリングをご紹介致します。
ニルギリとはどんな紅茶?————————————
タミル語で「青い山」を意味します。
インド南部のニルギリ高原で栽培され、「高原」のイメージによく合う爽やかな紅茶です。
ダージリン・アッサムと並びインドを代表する紅茶で、最近はハンドロールのハイクオリティな茶葉も輸入されていて注目度が高い産地のひとつです。
*クオリティーシーズン :12〜1月
*水色 :赤みのある明るめなオレンジ
*香り :青々として爽やかな草のような香り
*味 :マイルドな味わいでさっぱりとした軽い渋み。
ニルギリは個性が強くない分、ハーブティーのベースやアレンジティーにも活躍してくれます。
飲み方はストレートがオススメ。
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酸味のあるフルーツとも相性が良いので今回はこちらのお菓子とペアリングを試しました。
PATISSERIE PARADIS(パティスリーパラディ)で購入したTOKYO DACQUOISE(東京ダコワーズ)です。
ピンクはフランボワーズ
イエローはパッション
どちらもフルーツの味を選んできました。
ダコワーズはアーモンドとメレンゲの焼き菓子で、日本で紹介する際にフランス語の発音である「ダコワーズ」から響きが良いように「ダックワーズ」と変えて販売したそうです。
ふたつのダコワーズとニルギリのペアリングを試した結果、酸味がより効いていたフランボワーズが一歩リードする結果となりました!
これから暑くなるとさっぱりしたフルーツのデザートがより美味しく感じられるようになると思いますので、紅茶を選ぶときのヒントにして下さいね。
2016年クオリティーシーズンのニルギリ紅茶 が購入出来るお店はこちら≫
ニルギリとフルーツのペアリングで美味しいティータイム。
蒸し暑い夏にも良さそうですね。
なお、今回使ったティーウェアはハンガリーのヘレンド。
「ミルフルール」というシリーズで「千の花」を意味します。
ティータイムで使用したティーカップはこちらの口径が広がったタイプ。
口径が少し狭く高さがあるタイプもあります。
ポットが揃うと更に統一感が出てフォーマルで豪華な印象に。
もちろん、お菓子を乗せるプレートも。