紅茶とスイーツのペアリングについてお話をすることが多いのですが、今日はお食事に合わせる紅茶のお話です。
きっかけになったのはこちら。
フレンチレストランで焼いたブリオッシュを頂いたのです。
ブリオッシュとは?
パン屋さんで見かけることもあるのでご存知の方も多いかと思います。
ブリオッシュはフランス ノルマンディー地方発祥の伝統的なパンの一種で、バターや卵をたっぷり使ったリッチテイストで甘くお菓子の様なパンです。
名前の由来は諸説有とのことですが、ノルマン語の「ブリ」(砕く、つぶす)と「オシェ」(ゆすぶる)とも言われているようです。
成形は今回の様な食パンの様な形から円柱型、丸い形と様々です。
こちらは「ブリオッシュアテット」と呼ばれる丸い形。
中世フランスでの僧侶の頭の形を表現していると言われているそう。
~ブリオッシュがベースになったお菓子~
★サヴァラン
ブリオッシュにラムなどのリキュールとシロップを染み込ませて生クリームやフルーツを盛りつけたもの。
★クグロフ
ブリオッシュの生地にドライフルーツを入れて波の様なクグロフ型で焼いたもの。
レストランではフォアグラと合わせると聞いたので、私もフォアグラに合わせてみることにしました。
夜ならワインも良いですが、ランチにしようと思ったので紅茶を合わせますよ。
フォアグラ×ブリオッシュにはどんな紅茶が合うでしょう?
ペアリングを考えました。
ペアリングとは?
今回選んだ紅茶はキャンディです。
キャンディについての詳しいお話はこちらもご覧下さい。
アイスティーにしてワイングラスに注いで。
クリームダウンせず綺麗な水色のアイスティーが出来ました。
真夏ではないので冷やし過ぎず常温に近いくらいの温度で。
早速ランチタイム。
ブリオッシュの中身は黄色くふんわりとしていて甘い香り。
バルミューダ で軽くトーストしました。
因みにフォアグラとブリオッシュ以外のメニューは…
・グリーンリーフとキャロットラペのサラダ
・さつまいもとクルミのサラダ
・アプリコットジャム
でした。
優しい甘さのキャンディはフォアグラのまったりした風味と良い相性。
紅茶の脂を流す効果も手伝ってフォアグラの脂やブリオッシュのバターという濃厚な味もさっぱりとさせてくれる効果が発揮されていることが良く感じられます!
キャンディのお蔭でブリオッシュもフォアグラも一層美味しくてとても充実したランチライムになりました。
いかがでしたか?
ペアリングを知るとランチタイムはもっと美味しく、もっと楽しくなりますよ。
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