紅茶の茶葉は基本一煎しか使わないことをお話すると「勿体無い」と言われることがあります。
茶殻の活用方法をお伝えしても、やはりどうにか二煎目を飲みたい様子。
そこで!どの茶葉でも出来るわけでは無いのですが、ダージリンやネパールなど一部の茶葉で二煎目を愉しむ方法をご紹介致します。
今回一煎目をホットで愉しんだネパール紅茶(ヒマラヤ)のファーストフラッシュ。
こちらはホットで抽出したネパール紅茶のファーストフラッシュの茶殻です。
ジュンチャバリ茶園のハンドロール(手揉み)の茶葉は丁寧に作られていて元の茶葉の形状がよく分かります。
この茶殻の残ったポットに氷又は水を注いで一晩冷蔵庫に入れておくと翌朝には美味しい水出し紅茶を頂くことが出来ます。
水出し専用として販売される紅茶もありますが、水出し専用以外の茶葉は熱湯で淹れることが基本なので殺菌面を心配する意見もあります。
今回の方法でしたら茶葉が一度お湯を潜っているので、そういった心配も少し和らぐでしょうか?
ご紹介した方法で二煎目を一晩かけてじっくり抽出した水出し紅茶です。
水色も綺麗です。
ネパール紅茶 2016年 ファーストフラッシュ・ジュンチャバリ紅茶園のネパール紅茶をオンラインで購入する≫
そしてこちらに合わせたのはいつものお菓子ではなくおにぎり。
以前おにぎりにも紅茶を合わせよう、という内容のCMもありましたので記憶にある方もいらっしゃるのでは?
日本橋三越の「しゃれむすび」さんのもので手前が牛肉たけのこ、奥が漬物むすび。
ちなみに手前にちょこんと乗っているのはこちらも今が旬のインゲン。
さっと湯通ししてお醤油と鰹節、乾燥湯葉を和えました。
爽やかで春の息吹を感じるようなネパール紅茶のファーストフラッシュはホットで頂く時よりまろやかで優しい味わいなのでおにぎりなどの和食にもぴったりです。
夏の暑い時期にもオススメのアイスティーです。
良かったらお試し下さいね。