今回はフランスの人気紅茶ブランドのひとつである「マリアージュフレール」についてのお話です。
こちらは以前、マリアージュフレールのサロン・ド・テで撮ったお写真です。
マリアージュフレールについて
まずはフランスの紅茶専門店「マリアージュフレール」(MARIAGES FRÈRES)の歴史を紐解いてみましょう。
マリアージュフレールの創業者一家であるマリアージュ家は17世紀頃からインドやマダガスカル島を旅してお茶や香辛料を取り扱う貿易業を受け継いできました。
1845年にエメ・マリアージュが兄弟と「オギュスト マリアージュアンドカンパニー」を設立しました。
その後、エメ・マリアージュの息子であるアンリ・マリアージュとエドゥアール・マリアージュが紅茶とヴァニラを扱う紅茶専門店として「マリアージュ フレール」を開きました。
マリアージュフレールを創設したアンリとエドゥアール兄弟は遥か遠い取引先である中国やセイロン島にも自らが足を運びお茶を選んで輸入しており、これはフランス初のスタイルだったそうです。
現在のマリアージュフレールのデザインにもアンリとエドゥアール兄弟の貿易先であった地域の名前が刻まれています。
・INDE(左下)→インド
・CEYLAN(右上)→スリランカ
・FORMOSE(右下)→台湾
現在でも紅茶の産地として有名な地域ばかりです。
さて その後も発展を続けたマリアージュフレールは現在世界35か国の茶園から厳選された500種類以上のお茶を取り扱うお茶を取り扱う老舗茶商であり、サロンドテ文化を牽引してフランス流紅茶の世界を広げる役割も果たしてきました。
マリアージュフレールのマルコポーロ(MARCO POLO)について
本日はその歴史あるフランスの紅茶専門店マリアージュフレールを代表する紅茶のひとつである「マルコポーロ 」についてのお話です。
「マルコポーロ」は中国とチベットの花と果物の甘くフルーツのような香りの紅茶で、マリアージュフレールが誇るフレーバードティーの王様であり不朽の名作と言われています。
「マルコポーロ」の紅茶缶を開けるとオリエンタルで甘い香りがふわっと広がります。
シルクロードを旅したイタリア出身の同名の歴史上の人物マルコポーロに想いを馳せる香りでしょうか?!
普段個人的には殆どフレーバードティーは頂かないのですが、マリアージュフレールの「マルコポーロ」は好きなのです。
マリアージュフレールのマルコポーロのバリエーション
マリアージュフレールの「マルコポーロ」には先にご紹介した紅茶の他にいくつか種類があります。
◆マルコポーロ のバリエーション◆
・テヴェールマルコポーロ→緑茶を使ったマルコポーロ。
・マルコポーロルージュ→ルイボスティーを使ったカフェインフリーのマルコポーロ。カフェインフリーなので、夜に飲んでも眠りを妨げません。
・テブラン マルコポーロ→白茶を使ったマルコポーロ。
・マルコポーロ ブルー→青茶を使ったマルコポーロ。
・マルコポーロ スブリム→スブリム”sublime”とは崇高、昇華、卓越などの意味があり、オーガニックな素材で作られたマルコポーロ。
マリアージュフレールでは「マルコポーロ」の種類がたくさん有りますので、飲む人のお好みやシーン、そしてティーフードに合わせて選べるとよりティータイムの楽しみが増しそうですね。
いかがでしたか?
今回はフランスの紅茶専門店「マリアージュフレール」のお勧めの紅茶マルコポーロについてのお話でした。
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